これまで設計・開発・製作してきた各種生産機械・制御管理システムの一部をご紹介させていただきます。

加工機器と連携した工程間製品搬送システム

製品の製造工程はいくつもの工程を経て生産されます。その各工程の加工機器間の部品搬送を自動化しました。加工機器との連携で適切なタイミングで製品を搬送し次工程の加工位置まで搬送することで生産に要する時間短縮を実現しております。

材料自動秤量システム

任意の材料の必要量を秤量パターンとして登録しておき、設定された重量を自動的に高精度でに秤量するシステムです。搬送と組み合わせることで指定の秤量パターンの秤量を指定個数だけ自動秤量というのも可能です。

画像処理装置による精密機器向け大型検査システム

精密機器などに内蔵される製品に対し、「画像処理による製品品質検査」を、 並列同時処理を行い検査時間を大幅に短縮、自動化しました。

6軸ロボットによる製品加工システム試作機開発

手作業で行われてきた製品加工、治具セット作業を画像処理装置と6軸ロボットによる自動化システムを試作、開発しました。
装置制御にはパソコンを使用せず、あえてPLC制御を採用しました。
PLCは画像処理装置により、ランダムに置かれた製品を識別し、位置、角度の演算を行います。汎用トレーからの取得位置、製品の加工位置、次工程搬送治具へのセット位置を演算処理を行い6軸ロボットに指示し、一連の動作を自動化しました。

画像処理装置による精密機器向け製品検査システム試作機開発

精密機器などに内蔵される製品に対し、「電気検査装置による、導通検査・瞬断検査・耐圧検査・絶縁検査」、「画像処理による 製品寸法検査」の2つの異なる検査を行う、自動化システムを試作、開発しました。

ダイレクトドライブ式油圧サーボによる設計

ダイレクトドライブ式油圧サーボ方式は、ロス大の原因となる作業油の冷却が不要です。また、PLC制御システムにより、測長センサー内蔵シリンダーユニットをサーボモーターで制御・駆動させることで治具１つで品種切替に対応できます。更に荷重制御を行い安定した力を得るようにしました。
レーザー変位センサーとの組み合わせにより製品のズレ、傾きを検出、「作業効率の向上・ロス削減・安定した品質」を実現いたしました。

その他の開発事例

• 精密機器向け低抵抗検査装置試作・開発
• 精密機器向け製品テープ貼り機
• 路面舗装検査による車両基準速度測定装置

※機密保持契約により、詳細は掲載できませんのでご了承ください。